
◆文墨祭奉納俳句会に参加して |
源頼朝公は、『金槐和歌集』で知られる著名な歌人です。 10月28日は、右大臣に任命された日で、 この日、その業績をしのぶ文墨祭が鎌倉八幡宮の白幡神社で執り行われます。 祭事に先立ち、10月20日に奉納句を集める俳句会が開催されました。 玉藻名誉主宰の星野椿先生、同人主宰の安田のぶ子先生とともに 鹿火屋主宰の原朝子も選者を務めました。 この日は、神無月に神社のお留守番をされる恵比須様の縁日でもあります。 また、来年のお願い事をすると最適の日ともされていましたので、 句会に参加された方々は、恵比須様にあやかり満面の笑顔となりました。
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◆ぼんぼり祭に参加して |
鎌倉八幡宮では、立秋前夜から八月九日にかけてぼんぼりが掲揚されます。 蟬時雨の鎮まった境内に巫女らの手によって一灯一灯が点されていくのは、まさに秋の夜の風情。 涼やかな火影は秋を呼ぶ灯であり、境内を彩る灯の道は秋の訪れる道でもあります。 私もぼんぼりを掲揚する栄誉に授かり、句を献上しています。 境内のどこかにありますから、探して見て下さいね。 ぼんぼり祭の初日には、九日の実朝祭にむけての奉納句会が開催されます。 句会が終わる頃には、すでにぼんぼりには灯りが入っています。 夕闇の中、灯の入ったぼんぼりを訪ね歩くのは、まるで人を訪ねるような気分になり一興です。 |
◆須賀川句会 |
道山はるかさん宅の土蔵で定期的に展覧会が開催されています。 「土蔵の整理をし、一階は企画展を開催しております。 牡丹展(4/5~5/20) 牡丹園内の原石鼎句碑や桔槹の先人たち、 (要電話予約090-2157‐7592 道山)。」 二階は草太郎文庫とし、鹿火屋と桔槹の句集を収蔵。 |
◆1200号記念須賀川吟行句会 |
2024年5月8日、9日の二日間、鹿火屋創刊1200号を記念して須賀川で吟行句会を開催しました。 須賀川は芭蕉の聖地として知られていますが、原石鼎所縁の地でもあります。 初日は、石鼎の高弟が園主を務めていた須賀川牡丹園と乙字が滝を訪れました。 翌日は、相良等躬の屋敷跡に建てられた風流のはじめ館で句会、 そのあと白河の関、境の明神、遊行柳を巡り作句に励みました。 |
◆第二回俳人協会神奈川県支部吟行会に参加して |
俳人協会神奈川県支部主催の吟行会が令和6年10月31日(木)に茅ケ崎市内で開催されました。 当日は県内各地から約200人の俳人が訪れ、茅ケ崎を題材とした俳句が詠まれました。 約470句の中から松尾隆信支部長賞に選ばれた三句のうち一句が 〈秋澄みて雄三の海大きかり 近藤久江〉。 この句には「加山雄三さんのスケールの大きさと海の大きさがうまく表現されている」 と支部長の選評がつきました。 第三回 俳人協会神奈川県支部総会・吟行会は 5月29日(木)湘南台文化センター(11時半受付開始)で開催されます。 事前投句締切は2月14日(金)です。
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